4 min read2026-03-05雨OK楽しい
雨の日の渋谷を編集する
傘をさしたくない日の渋谷は、実は屋内カルチャーの宝庫だった。
渋谷で雨が降ると、途端に居場所がなくなる。スクランブル交差点は傘の花で埋まり、カフェはどこも満席。でも、渋谷には屋内カルチャーの引き出しがある。雨の日こそ、その引き出しを開ける日だ。
渋谷PARCOに入る。ファッションビルだと思っている人が多いけれど、ここはカルチャーの集積地だ。ギャラリーフロアを回って、アートを眺める。ほぼ日のショップで手帳を触る。PARCO MUSEUM TOKYOで企画展を見る。1つの建物の中で、2時間は余裕で過ごせる。そのままHMV record shopへ。新譜も中古も置いてあるレコード屋で、ジャケットだけ見て歩く。知らないアーティストのレコードを、ジャケットの色だけで選ぶ。雨の日の買い物は、こういう衝動的なものがいい。
FabCafe Tokyoに移動する。3Dプリンターやレーザーカッターが置いてあるカフェで、テクノロジーとコーヒーが同居している。ラテを飲みながら、隣の席でレーザーカッターが動いているのを眺める。渋谷にこんな場所があるのかと、何度来ても思う。
帰り道に喫茶サテラに寄る。FabCafeのテック感から一転して、昭和のレトロ空間。このギャップが渋谷らしい。固めのプリンを食べながら、今日回った場所を思い返す。雨の渋谷を編集するコツは、屋根の下にあるカルチャーを繋ぐことだ。傘をささない渋谷は、意外と居心地がいい。
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